見出し
現在の環境
WordPressサーバーをOracle Cloud Infrastructureに移行しました。
OCIでは永年無料でそこそこの性能のコンピュートインスタンスを複数立てることができます。
これによってLightsailで発生していた月額費用が0円になり、WordPress環境1つあたりの費用も月額150円程度になりました。
過去の環境(2021/05/04〜2021/12/11)
LightSail上で動作する動的なWordPressをメインサーバーとしつつ、サブとしてCloudFront + S3上で動作する静的なサーバーレスWordPressを用意しました。
万が一LightSail上のWordPressが停止してしまった場合でも、静的なWordPressへとフェイルオーバーします。
CloudFront + S3 (しかもキャッシュあり)という堅牢な環境なので、仮にDDoSなどのサーバー攻撃がきた場合でもブログ記事の提供を続けることが可能になります。
問題は本ブログが月3,000PV程度しかないので過剰な冗長化なところですが、設備に見合うだけのブログを目指して引き続きアウトプットを続けていきます。
過去の環境(2020/02/22〜2021/05/04まで)
以前まで自宅にラズベリーパイを設置してWordPressを配信していましたが、自宅サーバーの管理の手間を考慮しAWSへ移行しました。
ラズベリーパイを採用していた頃と基本的な構成は変わっていませんが、AWSのLightSailに切り替えたことで読み込み速度が大幅に向上。また定期バックアップはAWSでのスナップショット作成で済むため以前よりも手軽に環境を管理できるようになりました。
また、この環境を維持するためのコストについても月額あたり6ドル程度と非常に安価となっています。SSL証明書もCDNもShieldもついてこの値段なので、他社のレンタルサーバーよりも圧倒的にコストパフォーマンスが良いのではないでしょうか。
ラズベリーパイからの脱却に伴い、ブログ名も変更になりましたが引き続きよろしくお願いいたします。
過去の環境(2018/6/21〜2020/02/22まで)
2018年6月21日よりラズベリーパイのスペック不足に起因するレイテンシーの対策としてAWS CloudFrontを採用しました。
以前からかかえていた問題としては、スペック不足による処理の遅延や、自宅内のルーターとラズベリーパイは無線回線で通信をしているために通信が途切れてしまうことがありました。
しかし、CloudFrontを採用したことによって、キャッシュが残っているページに対しては高速で提供を行うことが可能です。
また、Route53によるヘルスチェックを採用し、オリジンのサーバーが停止した場合には即座にSNSによるアラートが送られるようになりました。これにより、以前よりも読み込み速度やサーバーの停止時間が少なく、サーバー停止時にもすぐに復旧可能な構成になっております。
サーバマシン | Raspberry Pi3 Model B (1台) |
CPU | ARM Cortex-A53(クアッドコア1.2Ghz) |
ストレージ | SanDisk Ultra 200GB Premium Edition |
プロバイダ | ドコモnet |
使用ルーター | BUFFALLO WSR-300HP (自宅内は無線通信) |
サーバーOS | CentOS7 |
Webサーバー | Apache24 |