ラズベリーパイ用のOSであるRaspbianでは、マインクラフトが無料でプレイできることで有名です。
バージョンの新しいRaspbianではデフォルトでマインクラフトが入っていますが、製品版のマインクラフトとは異なりサバイバルモードが無かったり、Rubyを用いて色々とスクリプトを組んで動かせたりと学習寄りの機能になっています。
※サバイバルモードに関しては、パッチを当たればそれらしき機能を追加できます。
今回はさっそくマインクラフトを動かしてみましょう。
①マインクラフトのインストール(場合によっては不要)
下記のコマンドでマインクラフトをインストールします。
$ sudo apt-get install minecraft-pi
ただし最新のバージョンではデフォルトでマインクラフトがインストール済みだったりします。
※ちなみに私の場合はインストール済みとメッセージが出ました。
②マインクラフトの実行
デフォルトでは下記のディレクトリにマインクラフト一式が入っていました。
/opt/minecraft-pi/
./minecraft-pi
にて実行可能です。
詳しくはminecraft-piディレクトリ内にある「HOW_TO_RUN.txt」も参考にしてみてください。
コマンド実行にこだわりが無いのであれば
メニュー>Games>Minecraft-piでも実行可能です。
見慣れたタイトル画面が開きます。
1980*1200の解像度ディスプレイでフルスクリーンにしてもサクサク動きます。
初代ラズパイでこれだけ動くということは、ラズパイZero系でも同じだけ動くということですね!
ただし遊べるのはクリエイティブモードのみです。
敵は一切でてきませんし、体力の概念もありません。
③サバイバルモード実装パッチを適用
ラズパイ版のマインクラフトでもサバイバルモードを実装することができます。
まずはバイナリ差分プログラムを導入します。
正直なところこいつがなんなのか、何のために必要なのかもイマイチ理解できていませんが、diffと名前に入っていることから差分を出す何かなんでしょう()
$ sudo apt-get install bsdiff
そしたらマインクラフトのあるディレクトリへ移動して・・・
$ cd /opt/minecraft-pi
目的のパッチをダウンロードします。
$ sudo wget https://www.dropbox.com/s/iutdy9yrtg3cgic/survival.bsdiff
そしたらパッチを適用して
$ sudo bspatch minecraft-pi mcpipatched survival.bsdiff
実行権限を付与します。
$ sudo chmod u+x mcpipatched
実行権限が付いたら /opt/mincraft-pi/の中で下記のコマンドを実行。
当たり前ですがゲームを起動するわけで、sshで接続しているターミナルからこのコマンドを打っても意味が無いので注意です。
$ ./mcpipatched
※リモート操作ではゲーム画面が写らず、スクショが取れませんでした(汗)
ライブラリのパスが通っていない場合には上記コマンドで起動できないことがあるそうですが、パスを通してあげれば済むはず・・・?私の環境では特に問題なく動作しました!
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