前回に引き続き自作PCの記事を書きます。
最新世代である「Core i3-12100」というCPUを調べていたところ、Core i3のくせに第10世代のCore i5-10400や第9世代のCore i7-9700を超えるパフォーマンスを発揮するそうです。(マジかよ)
「Core i3」という表記を見るだけでアレルギー反応を起こしてしまう人もいそうですが、今回のCore i3はレベルが違います!
しかも15,000円以内で購入できてしまうため、コストパフォーマンスも十分です!
グラフィックボードを除けば6万円程度でパソコンが組みあがってしまいます。
10万円ほどをグラフィックボードに回せば4K最高画質でも問題なく遊べるゲーミングPCが構築可能です!
ということで、実際に組み上げてみたので構成をご紹介します。
使用パーツ
今回は将来的にCPUを上位モデルに乗り換えることも視野に入れて、簡易水冷クーラーを購入しています。
また、光るパーツで揃えているので想定よりも値段がやや高めの79,559円(グラボ抜き)になっています。
コスパ重視で組むのであれば、
・安いケースに変更
・ケースファンはケース付属のものを利用
・簡易水冷クーラーを購入せず付属のCPUクーラーを使用
・光らないメモリを選択
・SSDを512GBにする
あたりで選びなおすとグラボ抜きで6万円前半くらいで同スペックを組むことができますね!
組み立て
今回購入したグラボがこちら。
MicroATXなのでコンパクトですが、メモリスロットも4つ搭載されており拡張性が高いです。
大型のグラフィックボードをセッティングすると赤枠内のコネクタ類に干渉しそうに見えるところが不安ですが、RTX3070Tiを刺したところ問題ありませんでした。
今回購入した簡易水冷クーラー。
色を黒に統一したかったのですが、黒色のモデルはLGA1700に非対応でした。
なお、今回のCPUモデルは省電力なのでわざわざ簡易水冷を使うまでもないと思いますが、かっこよさ重視で採用しています。
簡易冷却クーラーのファンは天板につけて排気させたかったのですが、今回採用したケースとの相性がいまいちでマザーボードに干渉してしまうことがわかりました。
仕方がないので、吸気するフロントファンのすぐ後ろにラジエーターを取り付けることに。
空気の流れとしては画像のようになる想定です。
* PC変更直後なので雑な絵
前回の怪しい中華マザボとは違い、きちんと信頼できるメーカーのマザボなので基本に従って構築していけば問題なく完成します(笑)
完成系
CPU自体が熱量の少ないモデルなので、長時間のゲームプレイでもファンは静音を維持し続けていました。
CINEBENCH R15
ゲームのベンチマークはほぼRTX3070Tiの理論値がでることが分かっているので、CINEBENCHを回してみました。
コア数が4コア8スレッドなのが足を引っ張っているのか、マルチスレッドで1184cbでした。
このスコアは第9世代までのCore i5シリーズ以上であり、第6世代までのCore i7も上回る数値です。
シングルスレッド性能は234cbという圧巻な数値ですね。
良い比較対象が見つからないくらいダントツです。
ゲームをやる分にはCore i3-12100で十分なパフォーマンスを発揮できることは間違いないでしょう。
おわりに
低コストで高パフォーマンスなCPUを知ってしまったので、思わずパーツを集めてゲーミングPCを組んでみました。
今のところはRTX3070Tiを動かすうえでボトルネックを感じるようなことはなく、快適に動作しています。
グラフィックボードを型落ちの中古品で済ませれば10万円以内でFullHDなら最近のゲームも最高解像度で動かせるような構築も可能ですね。
新品を購入する場合のおすすめは3万円以内で購入可能な「Radeon RX 6500 XT」あたりでしょうか。
半導体不足でパソコンの買い替えが難しい時期ではありますが、少しでもパソコンパーツのコストを抑えたい場合にはCore i3もおすすめですよ!
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